H18.3.21 彼岸法要後 落語一席

落語 春風亭栄助 「寿限無」

〈住職あいさつ〉

お彼岸のテーマは自分のいのちと他人のいのちについて考えること。ご一緒に落語「寿限無」を聞いて笑って、いのちを感じてみようと思い、彼岸法要後に一席もうけた次第です。さて、寿限無の寿の字を何と読むのか。どういう振り仮名をつけるのか興味のあるところです。仏僧の私は「いのち限りなし」と読みたいけれど、講談社学術文庫『古典落語』の編者・興津要教授は「寿」に「よわい」と振り仮名をつけています。クレヨンハウス刊『落語絵本・じゅげむ』の作者川端誠さんは「ことぶき限り無し」と読んでいます。落語は口伝の芸能だから、いろいろとあるのでしょう。さて、今回の春風亭栄助さんはなんと読むのか。お楽しみに。

2017年01月19日