昨秋は、柳家さん喬師匠の落語「井戸の茶碗」をきいた彼岸法要でした。その時、前座をつとめるはずだった喬の字さんが、高速道路の渋滞に巻き込まれて、お師匠さんだけは新幹線で駆けつけたけれど、間に合わなかったので昨年のリベンジ寄席です。
〈住職感想〉お師匠さんの時も感じましたが、やはり鍛錬された声のすばらしさです。高座にはマイクをおいておいたのですが、喬の字さん曰く、「スイッチは切っておいてください」。なぜなら下手にボリュームをあげられると声がわれて聞きにくいとの事。さて、噺をはじまると、80名ほどの聴衆の隅から隅までずずーっと声が通る。住職も毎朝、きちんと朝課をして、声を鍛えなくては。