H19.3.21 彼岸法要後 「金子みすゞをうたう」by加藤純子

童謡歌集『ほしとたんぽぽ』   金子みすゞ作詞 中田喜直作曲より  うた/加藤純子

1 つゆ        2 こだまでしょうか    3 みんなをすきに     4 まゆとはか
5 さびしいとき    6 たいりょう       7 おさかな        8 いぬ
9 つち        10 わらい         11 ほしとたんぽぽ
12 よかった  河野進詩 川口耕平曲        13 Ave Verum……W.A.Mozart(モーツァルト)
14 Ave Maria……C.Saint-Saens(サン・サーンス) 15 千の風になって 

〈住職のあいさつ〉

最後に1分ほど、今日のテーマである詩人の金子みすゞの詩について話してみたいと思います。金子みすゞが再評価されて20年以上が立つのですが、20年前というと私は10歳だったのですが……。みんなが良い良いといいますが、私には金子みすずさんの詩ってわからなかったのです。
それがある時、京都・清水寺の森清範貫首が、森貫首様は私の大学の先輩なのですが、「金子みすゞは普通の人が思わないような所まで見ている。まるで観音様の心だ」と、書いておられるのを読んで、あーそーだったのか。そう読めばよいのか、と納得がいったのです。さて、清水寺は西国観音巡礼16番札所でもあります。西国観音巡礼をめぐるたびの第2回を5月にやりますが、その参加の申込み期限は今日までですので、ご参加をおまちしています。

2017年01月19日